【心を探す眼】
さがしていたよ
君のことを
笑い声にまじる君の悲しみに氣づいてからは
最初に氣づいた私は
君になんて言えばつたわるかなと考えていたんだ
君の悲しみを僕はみていたよ
君の心の側で
ほんとすぐ側で
そんなに笑う必要ないよ
本当に面白い時だけでいいよ
傷をかばうその笑い声は
悲しみを叫んでいた
自分の本当の氣持ちをごまかす必要はないんだと
それがわかるまで抱き寄せてしまいたい
君の声を
しっかりだせばいい
泣いていいから
思いっきり泣いていいから
空っぽの心が言葉を溢れさせる
ただ氣づいてほしい
その一心でぼくは言葉にしていく
君の心が安心で溢れるように
君の心がぬくもりで落ち着けるように
君が一人の夜を何度過ごそうとも
ぼくは君の友達だからね
忘れないでね。
ぼくは君の悲しみをみている
君の喜びをほんとに僕自身も喜べるよ
生きて
共に生きて
しあわせなやさしい世界の住人といっしょに。
要 蓮
0コメント