【あんしんもうふ】

いのちのぜんぶが叫んでつかれてしまう

逢いたい人に逢えないまま 

じぶんをなぐさめるために

もうふにうずくまる

ちいさいこどもみたいに

そう

まるでちいさなこどもみたいにだ

さみしさに向き合う時はいつも心は裸になるね

おとなになんかたぶんいっしょうなれないんじゃないかと

このきもちに向き合うときはおもえてしまう

ひとのかなしみによりそうやさしい手

優しい言葉

温度

泣きじゃくっても 泣きじゃくっても 胸の中が足りないものだらけで

なにもなくて いろんなものが足りなかったんだとおもえてしまう

とてもやわらかい生き物なのだと自覚して泣けてしまう

とても育たないままでいたことも

ずっと心の奥で放置されていた事も

だから 「あんしんもうふ」にくるまって

今日は寝てしまおう

あふれてとまらない涙に

少し休んでもらおう

温かい愛に ただ感謝して 泣いてる

わたしは生きている 

そして生きてゆくのだ

「あんしんもうふ」にくるまって

ちいさなすがたで とても優しい世界に身を置いて

明日に希望を持って

わたしは生きてゆくのだ


要 蓮

魂の詩人要蓮

いつもこころに太陽を。

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