【メッセージドリーム】

飛べ

飛べ

飛べ

君は背の高い詩人になりな

誰より背の高い詩人になりな

22人の兄弟の末っ子と仲良くなった

その何番目かの兄さんがぼくに詩をくれた

飛べ

飛べ

飛べ

君は背の高い詩人になりな

誰より背の高い詩人になりな

僕があなたのものを何かくれないかと言うと

少し考えたあと

オリジナルの詩を手にして

詩なんてどうよ

とにやけた

なんてわかっているんだ

彼も詩を書くのか

気付いた瞬間嬉しかった

嬉しかろう

嬉しかろう

クリップボードに何枚も紙が挟まれていて

そのどれもに詩と絵が描かれていた

彼からは自由な匂いがした

飛べ

飛べ

飛べ

君は背の高い詩人になりな

誰より背の高い詩人になりな

高い景色を見てきなよ

さらに優しくなれるから

さらに強くなれるから

さらに自由になれるから

魂を喜ばせるんだ

君はそれだけを考えていたらいいよ

きっと僕のもとに仲間がくると思っていたんだ

それが今だっただけのこと

これを君にあげる

だから今度は君の詩を

いつか君の詩をみせてくれよ

誰よりも背の高くなった君の詩を

彼がそういうと僕は夢から覚めたのだった

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